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能管の頭金修復
能管の頭金が抜け落ちてしまって、中の錘もカタカタ音がします。
錘のガタツキも修正して梅柄の頭金を入れ、落ちないように上から押さえつけて仕上げました。管頭も傷でガタガタでしたが錆漆で埋めて表面を綺麗にしました。
生き返りましたね。
受け継ぐ笛。大正時代に出来た龍笛を曾孫さんが受け継ぐ。
傷みの激しい龍笛を、きちんと使えるまでに生き返りさせました、幸い母体は本煤竹の為、再現可能と判断しました。調律がやや高めだったので全体に音を下げる再調整も行いました。これで活躍出来る姿になりました。
神田のお囃子を支えて来た笛、師匠から弟子へ受け継ぎます。
修復して完成したBefor After。非常に傷んでいた笛ですが、鳴りも生き返り、復活しました、師匠の名を入れてお渡しします。
車のドアに挟んでしまい、真っ二つに割れる寸前の能管を修復
